一見稼げそうに見えて、実は稼げないテーマはたくさんあります。馴染みのあるテーマであればあるほど、盲目になりがちです。
そこで副業と言えるまでの収入が発生しないダメなテーマの決め方を紹介します。
例えば、冷蔵庫にあったレモンのサイトを作ることにします。Googleで「レモン」と検索すると、レモンに関する広告が右横に並んでいます。
広告の有無は重要です。アフィリエイトも広告の1つであり、お客様がその広告をたどって、最終的にはどこかの企業の商品を購入することになります。
キーワードで検索して、サイトを見つけて、広告を踏んで、商品を選んで、現金を支払うという流れですので、広告があるならそのキーワードが現金を生むということです。
検索結果には「産地直送のはちみつレモン」「100%のレモン果汁」「檸檬のアロマオイル」などの広告があり、商売ができる状態です。
レモンが1ヶ月にどのくらい検索されているかを知ることで、市場規模がわかります。検索回数を確認できるツールには、Googleが無料で提供するキーワードツールがありますので、これで調べてみます。
キーワードツールに「レモン」と入力すると、2011年11月時点でレモンは月間で450,000回も検索されていました。
月間で30,000回の検索であれば、1日1,000回に達します。検索結果で上位に表示されば、かなりの訪問者数を見込めます。今回のレモンは450,000回ですので、需要が大きいことがわかりました。
次にレモンに関係する広告も考えてみます。「レモンはビタミンCが有名だから、肌荒れに効果的なビタミンCで記事を作成しよう。そこにニキビが改善できるエステのお試し体験の広告を貼ろう。エステの広告は1つの契約で6,000円も貰える」といった感じです。
アフィリエイトだけではなく、クリックされると収入になるAdSenseも貼ります。クリックされるだけならお小遣い稼ぎにもなりそうです。
広告主の有無による需要の確認、キーワードの月間検索回数関連性の高いアフィリエイトの確保といった一通りの戦略ができました。
GoogleとYahoo!で上位表示するための検索エンジン最適化は、別の記事で紹介しますが、仮にレモンのサイトが上位表示できたとします。
しかし、アフィリエイト広告を貼っても、お客さんは一向に買ってくれません。クリック報酬型のAdSenseで1日300円にも満たないです。
理由はレモンという単語そのものが、現金を生むようなキーワードではないからです。「レモン」と検索した人は何を探しているのでしょう。
多くの人は「ビタミンCのサプリを欲しい」と思って、「レモン」と検索することはありません。ビタミンCのサプリが欲しい人は「ビタミンC サプリ」と検索します。レモンはビタミンCと関係はしていますが、購買意欲は極端に低いです。
エステも同じです。レモンと検索した人でニキビで悩んでいる人は、偶然の産物に過ぎません。ニキビを治すためにエステに行きたい人は、「レモン」ではなく「ニキビ エステ」などと検索します。
実は最初に「レモン」で検索して、「レモンに関する広告が右横に並んでいるから、レモンはお金になる」という考え方が間違いです。
レモンで広告が複数個も表示されるのは、「レモン」という単語に広告がヒットしているだけです。レモンは元々単価の安い果物であり、高額な報酬は期待できないです。
妄想だけで勝手に「レモンの市場規模は大きい」とイメージを膨らませてしまいました。このようにサイトを作る前に事前調査することは、ウェブマーケティングの1つです。
「4月から英会話に通う予定なので、英語関連のサイトにしようかな。英会話の授業の内容を体験談と一緒に紹介していく」
「目の下のクマが気になるから、クマの改善方法を紹介しようかな。美容系の広告がたくさんあるし、悩んでいる人はたくさんいそうだしな」
「ゴールドカードは自分も欲しいし、空港のラウンジを活用できるプライオリティパスとか人気だし、解説してみようかな」
このように検索から購入までストーリーを考えて、テーマとキーワードを決めます。単語1つの単発的なマーケティングは視野が狭いです。商品あってのアフィリエイトですが、検索回数からキーワードを選ぶのではなく、ストーリーがある上で現金を生むキーワードを狙います。
つまり、「検索したい」と思った人が何を知りたいのかを考えて、その答えである情報を私たちが提供していきます。その情報の延長線上に広告があるわけです。
新聞や雑誌、インターネット、テレビに日々アンテナを張るのも良いのです。誰にでも悩みや不満がありますので、それらの解決策を提供することもありでしょう。
エステで利益を得たいのであれば、レモンは遠回りです。仮にエステのお試し体験を広告にしたサイトのキーワードなら、エステを探しているような名詞、お試し体験に直結するような固有名詞、エステに行きたくなるような形容詞からキーワードを探します。
例えば、「新宿 フェイシャル」「脂性肌 解消」「ニキビ跡 きれい」でサイトを作ると、広告とサイトの関連性が高くて苦戦しにくくなります。
キーワードが決まったら、次はそのキーワードが有効か市場をチェックします。続きはライバル不在の市場に参入するで紹介します。
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