副業で成功した人たちは、単に本業にプラスしているわけではなく、楽しさを見つけたり、自分の都合に合わせたりと、効率的に働いていることがわかります。
「副業する時間があるなら、本業で頑張るべき」という意見もありますが、副業は短期間でお金を稼ぐことができ、本業とは異なる楽しさややりがいを見出せる仕事です。
本業では充分に能力を発揮できない人も、副業で新しい自分の可能性を発見できることもあります。
もちろん、副業は「収入を増やす」ことが主な目的にですが、収入以外の何かを見つけることで、長く続けられるようになります。逆に嫌になったらすぐに辞めることもできるので、副業で理想を求める行為も間違ってはいません。
そこでもし「副業を始めたい」という熱意があるなら、まずは数値化した具体的な目標を立てたいです。例えば、「手っ取り早く稼ぎたい」よりも「海外旅行で15万円が必要」といった具合です。
副業の成功者は「今より収入が増えれば、住宅ローンの足しになるがかも」と漠然としているわけではなく、「3月までに住宅ローンを繰り上げ返済したいから、50万円を稼ぐ」といった測定可能な目標を掲げています。
政治家がマニフェストを明示するように、「いつまでに、何をしたいから、いくら稼ぐ」というハッキリした目的意識は、適度な欲は向上心と射幸心を生み出し、モチベーションが持続します。
「いつまでに、何をしたいから、いくら稼ぐ」という目標設定ができたら、次は「その目的のために、どのような仕事で、どのくらいの時間を割けるのか」で、その人に適している副業は絞れてきます。
つまり、「ローンの返済がぎりぎりであと1週間以内に5万円が必要」な人と、「長期的に月に2、3万円ほど、好きな時間に自宅で稼ぎたい」人では、サイドワークの職種が変わってくるということです。その副業選びに欠かせない動機について、いくつか例があります。
手っ取り早く稼ぎたい
収入を重視して、とにかく貰える額にこだわるタイプの人です。普段の生活費がカツカツであったり、借金を抱えていたり、目標のためにお金を貯めたい方が多いです。
職種は引越しスタッフや工事現場の荷物運びといった現場での肉体労働が中心になります。自分の体力と相談して選びましょう。負担が大きいのであれば、交通量調査員や治験モニターなどの副業を選びたいです。
空いた時間を有効活用したい
空いた時間とは定期的な時間を意味します。サラリーマンで土日が祝日なら、金曜の深夜、土曜の夜にアルバイトをする人が多いです。一般的な副業であれば、飲食店スタッフ、警備員、ビルや店舗の清掃などがあります。
もしくは日常生活の中で22~24時は割と自由な時間である人もいます。移動時間がもったいないのでバイトに出かけるのではなく、自宅でネットを使った副業も理想的です。
少し楽な仕事を副業にしたい
楽な副業とは時間は長めでも疲労感が少なく、特別な知識や技術もいらない仕事です。試験監督や常駐警備員、案内プラカードの看板持ちなどが当てはまります。人気が高い職種が多いので常に仕事があるとは限りません。
自分の興味を生かしたい
趣味の延長で稼いだり、将来的に副業を本業にしたいと考えている方です。お金にはそこまで執着せずに、自分が面白いと思えるかで判断します。例えば、プロ野球が好きなので、土日だけ球場で生ビールを販売したりします。
ネットで週末起業をしたい
人気が集まっているのが、ネットを利用した週末副業です。アフィリエイトやネットオークション、せどりといったように、個人でも手軽にサイトを利用できるようになりました。
また、分野を限定することがないので、自分の興味を副業に反映しやすいのも特徴です。ネットを使った副業に興味がある人は大勢います。
独立するために準備をしたい
副業するのは全て将来の目標のためであり、今後の自分にプラスになるかが、副業を選ぶ判断材料になります。自分が狙っている分野では低賃金で下働きをすることも珍しくありません。
独立目的でなくても、「転職するために技術や知識を向上したい」と考え、履歴書に書く業務経験を増やすために、副業をする人もいます。
実際に行動に移している方の多くは、足りない生活費を補填するだけが目的ではありません。
「アルバイト先は学生の頃も働いていた店舗で、趣味も兼ねている」
「副収入は全て家族旅行に充てている」
「明確な目的ではないが、将来のために少しでもお金を貯めたい」
これらは建前でもなく、必ずしも生活が苦しいという理由には結びつかないようです。「実益と趣味が混ざっている」とも言えるでしょう。
しかし、外食に使う費用が減って、レストラン業界の売上が低迷しているのと同様に、「生活を圧迫するほどの危機感はないが、余剰資金もない」と捉えることもできます。
なかなか説明だけではイメージがつきにくいので、知人の具体例を見てみましょう。実際に副業をしている人の体験談です。
前田敦士さん(仮名) 男性 41歳 飲食店勤務
以前、アルバイト先で知り合った前田さんは、本業が某デパートのマネージャーです。月~金曜日に早朝6~9時の3時間だけレストランでウェイターをしています。アルバイト代は月収6万円を超えています。
大島優香さん(仮名) 女性 32歳 Webライター
仕事上で知り合った大島さんはWebライターで収入を得ています。1文字0.8円ですが、1,000文字ほどの依頼を月に50記事以上をこなしています。これで月5万円以上の収入です。この方は仕事中も合間を見ては、記事を執筆する場合もあるということで、時間をうまく使っています。
篠田麻里江さん(仮名) 女性 28歳 チャットレディ
友人の篠田さんは自宅でチャットレディをしています。詳しくは聞けませんでしたが、出会い系のような会員制のコミュニティで女性としてコメントを残しているそうです。ちなみに月収10万円を超えています。
板野友和さん(仮名) 男性 29歳 店舗清掃
普段は銀行員をしている板野さんですが、夜は自宅が経営しているコンビニの清掃を行っています。銀行は副業を禁止していますが、親族が経営していることで融通が利いています。週に2回ながらも深夜勤務のために、月に4万円を貰っています。
小嶋陽貴さん(仮名) 男性 23歳 ドライバー
普段は旅行代理店で接客、企画、ツアーコンダクターなど幅広く活躍している小嶋さんですが、残業が少ないことから、次の日が休みである平日の水、金曜の夜だけは、1人1,500円でキャバクラ嬢を自宅まで送り届けるドライバーをしています。ただし、知人のコネがあったためにできる副業です。